不良な君は私を守る
みんなで時計が止まるのは完全におかしいことだ。
森の中だと日が暮れたのかすらわかんない。どうなってんだ…
《なぁなぁ、みんなに電話すればよくね!?》
「圏外だろ、どーせ。昔からここは圏外のはずだ」
そう言われて俺は一応みんなに通信をしてみたがやっぱり圏外のようでつながらなかった
《…少しは期待させろよな…》
〖一旦森の外にでた方がいいんじゃないかな〗
『そうだね…』
俺達は移動魔法を唱えたんだけど…
魔法が発動しなかった。
「ぁれ?どうしたんだろ」
〖…うーん、この奥の神殿に問題があるんじゃないかな…〗