不良な君は私を守る
『あ、そう言えば報告書みた?』
《見た見た…今回はすごいかずだったな。しょうがないっちゃしょうがないけどEクラスの奴ら全滅らしいな。まだ入ったばっかりの奴が多かったらしいね》
「そういえばそうだな、昔と方針が変わったもんなEクラスの奴らはあんまり実戦したことがないからっていって今年から殲滅計画に参加することになって結局こんな結果なんてな…」
〖今回はしょうがないっちゃしょうがないようかなきがするけど…〗
「…しょうがないっていったらそいつら報われないよな」
《うんうん、確かに…》
『ねぇ…ひとりだけ話についていけないんだけど…』
〖《「あ、ごめん」》〗
暁は少し機嫌が悪そうにこちらを悲しそうな顔で見てきた。