不良な君は私を守る
【俺は龍がいいんだ!】
そう言って翔平は俺の上に乗っかかってきた。
!!?なにやってんだよこいつは
「ちょ…降りろ!」
【やだもん…】
「どけ」
【やだ!】
何してんだよ俺ら。別にいいだろ。どうせ遊びでやってるんだろ…。
分かってるはずなのになんで俺は拒んでんだよ。
「どけっていってんだろ!!」
俺はそういって無意識に翔平を魔法を使って突き飛ばしていた。
翔平はどんっと大きな音を立てて木にぶつかった。
「しょ…翔平!」
俺は翔平のところに急いだ。