不良な君は私を守る

ちいさいころ

私はちいさいころ小さな村に生まれた
両親は魔法の力を持たない人間でそれなのに私は生まれつき魔法が使えた
炎の魔法や氷の魔法、すべての魔法が私の思いのままだった

そんな私は村の宝とされた
村に魔法を使えるのが村長と私しかいなかったからだ。

昔はもっといたらしいが魔王討伐に向かってそのまま帰ってこないみたいだ。

ある日私は両親に頼まれて
森の奥の魔物を倒しに行くことになった
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