不良な君は私を守る
『…りょ…その…恥ずかしいから服着て…』
「うっせぇーな、いいじゃん別に…」
そう言って龍は回復魔法を唱えた。
だんだんと腰の痛みが引いていった。
『ありがとー』
私は服を着てベッドに座った。
それにつられて龍も服を着てどこか別の場所へ行った。
少しして戻ってきて箱を渡された。
「ほら、これやる」
『へ?』
それは縦に長い箱だった。
箱を開けてみるとそこにはネックレスが入っていた。