不良な君は私を守る

闇の抜けた先

暁side

私達は翔平のところにきている。
そこは邪悪な空気しかない場所でいるだけで少し苦しい。

「…翔平どこだ!」

そう呼びかけても翔平の声はどこからも聞こえない。
ただ翔平の魔力らしき物はかすかにするような気がする。

『…どこかから翔平の魔力が…』

そう言ったら龍はうんと頷いた。

「安心しろ…絶対守るから」

安心する言葉をかけた龍はあの邪悪な剣を具現化させる

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