不良な君は私を守る
見た目だけじゃなくて中身も。
翔平は完全に悪魔のような顔をしていた。
龍を見下すような目で。
その赤い瞳の色が人間の目の輝きが違う。
いつかの大型の魔物のような人を狩るような目をしていた。
「…へぇ、何その人間離れした魔力」
【これ本当の俺。ずっと隠してた。】
「へぇ、ま…はやくしねぇと俺の大切な世界潰されるからさっさとやんなきゃな」
龍と翔平はまた剣を交えた。
さっきよりも強い衝撃がきた。