不良な君は私を守る

龍は予想以上に翔平の攻撃が重かったらしく翔平に軽々と吹き飛ばされた。

「ぁっ…!」
そのときに小さく龍の声がした。
龍は体制を取り直して翔平の後方に周り広範囲の魔法を唱えた。

龍はまだ余裕そうな顔をしているけど実際どうなんだろう。
きっと辛いのかも。
だって幼なじみと戦ってるんだから。

翔平は瞬時に動いて龍が唱えた魔法をとらえて弾き返した。
それが私に飛んできた。


『あっ…あ…』
私は怖くて腰が抜けてた。
気づいたら動けなくて…死んじゃう


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