不良な君は私を守る
俺が少し目を離した瞬間に翔平は消えていた。
「…!」
嘘だろ見失った…!
【こっちだ!】
そうやって後ろを見ると剣を振り下ろす直前だった。
俺は必死にガードしたが俺の頬をかすって少し翔平が俺の方に倒れかかってくる。
バランスを崩したみたいで少し翔平も焦ってる。
俺は思いっきり翔平を剣で切ると
翔平から血が流れ出た。
【うぁっ……龍…っ】
その色の血は赤くてこいつも人間なんだってもう一回理解した。