不良な君は私を守る
俺の頬からも血が流れ出てくる。
俺の身体は魔法が効きにくいし治りにくいからどんどん血が出てくる。
「あ…やべぇ…」
疲れもあるのかふらふらしてくる
翔平は俺を見て笑った。
口角を上げて、余裕な顔で。
翔平は俺にまた襲いかかってきた。
連続的に繰り返される攻撃を防ぐ。
そのとき翔平は話し始めた。
【…龍…っ!俺はお前に裏切られるなんて思っても見なかった…っ】
「…わりぃな…ぁつ!」
ふらっとして一度体勢を崩した。
それを見逃さず翔平は俺の心臓を貫こうとした。