不良な君は私を守る
俺は急いでもう片方の手に剣を具現化させ、防いだが体制が悪く壁に叩きつけられた。
「うっ…いっ…て」
自分の呼吸が乱れていくのがわかる。
肩で息をしてるのも全部。
今までにないくらい長時間剣を振ってる気がした。
消費魔力も多くて。
【あれ…もう疲れちゃってんのかな?…】
そういって俺の顎を剣で持ち上げた。
くそ…バカにしやがって…
「疲れてるの…俺だけじゃないだろ…」
そう言ったら翔平は鼻で笑い
怒ったような表情で剣を下ろし俺に近づいてきた。