不良な君は私を守る

腰が抜けちゃって…
なのに動けない私に比例して龍はどんどんひかりに包まれて消えていく。

あえなくなっちゃうよ…
龍…死なないで…
置いてかないで…私もいきたいよ…

どんどん床に落ちていく涙
胸が苦しくて息もできなくて、どうしようもできないよ。
生きて帰るって言ったの誰だよ…

私はその言葉を信じて龍について行ったのに…

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