不良な君は私を守る
角度を変えて何度もしてくる。
すごく心地がいい
あっちの世界でもしてたから?
でも、そんなキスのことまで覚えてない
龍は唇をはなして
「今度それいったらまたするからな」
『…嫌だ!』
「なぜ?そこまで否定する」
『だって…まだあっちの世界の龍だって…認識してないし…別の世界があるなんて信じられなくて…』
「ふーん…まっ、しょうがないか」
『…あ、龍…私ねへんなのみたんだけど…
龍みたいな人と女の人とへんな…つのがはえたひとがいたんだけど…誰なの?』
そういった瞬間龍の顔が曇った
彼はぎこちなく笑い
フードをかぶって
「…さぁな、帰るぞ…」