不良な君は私を守る
『もう帰るの?』
「もう夜になるぞ」
え?もう時間になるの?
私は時計を見てみると
夜の7時だった
別に親に怒られる訳でもないしこのままいようかな
『私まだ残るよ』
「は?こんな時間なのに?」
『うん、大丈夫親も怒らないしさ』
「…おまえひとり置いてけねぇよ。
そんなに言うなら俺もおまえが帰るまで待つぞ」
『なんで?優しいのはわかったよ。
だけど別に私に合わせなくても』
「意味わかんねぇよ。
おまえ一人置いてくって言うのか?
俺はとりあえずおまえが帰るって言うまで待つからな」
龍は自分の席に座って机にうつぶせた