できる男。できない女。
コンコン

「はい」

『神崎です』

「どうぞ」

理事長が言い終わらないうちに戸を開けて中に入る。

先生がなにか言いたそうな顔をしていたけど無視をする。

「早速本題に入っていいかな?」

『はい』

「この学校に入ることが出来るのは何らかの能力を持ってる人だけなんだ」

「一般的なのは自然を操る能力。
火、水、木、土、風、光、音、天気、
あげだしたらきりが無いほどあるんだが…」

「そして特殊なのが
人の心を読む能力、生き返らせる能力、浮遊、再生、」

『再生?』

「驚かないんだな
この話を初めて聞いた子はとてもビックリするんだけどな?」

『驚いてますよ』

「それでか?」

先生はとても驚いた顔をしている。
失礼な

「それで、再生というのは、
それわそれで様々なんだが
一般的なのが
壊れたものを直す能力、死にかけた自然を生き返らせる能力、怪我をした人を治す能力、
というのがある。」

『そうなんですか。
それで、私はなんの能力を?』

「それが、まだ覚醒してないみたいなんだ。」


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