できる男。できない女。
.

今、私は寮への道を歩きながら
先ほどの出来事を思い出していた。

_______________________

「最初に言ったよね?
この学校に入ることが出来るのは何らかの能力を持ってる人だけなんだ。
と。」

『はい。』

確かに聞いたきがする。

「という事は
覚醒していない人はこの学園に残ることができないんだ。」

『と、言うと?』

「出て行ってもらう、ってことになるね。

でも、この学校のことを知っているのは
この学校の生徒と、関係者だけだ。

つまり、この学園の秘密を知ってしまった一般人は、



一生地下で一1人で生きていくことになるなるんだ。」

____________________


…。
一生地下。

もう、太陽を見ることはできない。

はぁ。

そんなこと考えているうちに
目的の場所、寮についた。

測定することができないから、覚醒するまで1番下のランク、
Eクラスに入ることになった。

当然寮もEクラスの寮だ。

それでも普通のマンション並み。

Sクラスはどうなるんだか。

さっきのことは忘れて
今を楽しもぅ!

覚醒しなかったらその時はその時よ。
< 5 / 6 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop