妄想少女と二人の王子
「...かっ.....もと...って!...るかっ...」
ん?優花の声が聞こえる?
...
『バッコーンッ!!!!』
痛いよ痛いよ痛いよ....
「優花ぁ~」
私は泣き真似をした。
「へいへい。そりゃようござんしたね。
もうとっくに終わったよ?
ちょ・う・か・い!!」
「ふぇ?」
優花...顔が般若だよ。
可愛い顔が台無しだよ。
「誰のせいよ!?」
ん~私かな?
ってなぜ私が考えていることがわかる!?
ま、まさか優花は
ちょ――「う能力者じゃないからね。」
じゃあな――「口に出てるから。」
うそ――「じゃないからね。」
ガーン.......
最後まで言わせてよ(泣)