君と描いた日常-負け組女子高生
ふと背後に気配を感じ、ぱっと振り返ると、そこにはクラスメイトの高島悠紀が立っていた。


「ごめん。邪魔した?」


彼女はにっこり笑う。


「ううん。全然」


「じゃあ隣ごめんね」


彼女はどすんと腰を降ろした。
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