君と描いた日常-負け組女子高生
電車とバスを乗り継ぎ学校に到着すると、教室の電気をつけ奥の席に直行した。


私はカバンから筆箱を引っぱりだし、一時間目の英語で提出する予定のプリントをやりはじめた。

ガラガラ、


数分たつと、教室の扉がゆっくりと開いた。


私は宿題に夢中なふりをして顔をあげなかった。
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