Happy&Honey Days <REN>
俺がそう言うと、先輩たち全員が喜んでいた。


父さんたちには絶対来てもらう!


そのあと練習に参加させてもらった。


どの練習も中学の時とは違って、密度が濃く厳しい。


でもすごく楽しいと思える練習だ。


ここなら今よりも上手くなれる!


そう思った。


ガチャ━


ドアのほうを見ると瑞葉がのぞいていた。


そろそろ抜けないとな。


「先輩!ちょっと用事があるんでこの練習最後にしてもいいですか?」


「あぁ。今日は一応体験だからな!用事って…あの子か?」


先輩が瑞葉を見ながら言う。


「はい。そうですけど…?」


「彼女か!?」


先輩がニヤニヤしながら聞いてくる。


「違いますよ!幼なじみです!あっ、七海くんの娘ですよ!」


否定して、話題を変えるように七海くんの娘という言葉を出した。


彼女か…。


そうなる日って…来るかな?


「森先輩の!?かわいいじゃん!」


先輩のテンションがあがる。


「マネージャーなってくれないかな?綺麗系の陽花とかわいい系のあの子!男バレ最高になるぞ!」


陽花…?


聞いたことあるような…。


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