片想い連鎖
交差する想いと恋人
………
「で、みゆは私に隠してることない?」
「えっ!?」
それは修学旅行から帰ってきて三日目となる月曜日の出来事だった。
お昼休み。
ほのちゃんと一緒に教室でお弁当を食べていた。
私は予想外の質問にタコさんウインナーをフォークからポロっと落としてしまうという、古典的な行動をとった。
「隠してることって…?」
もしかして
ミルクのことばれちゃった!?
それは私と高梨くんの唯一の秘密……
「吉田となんかあったでしょ?」
「…!?」
「吉田がキスしたんでしょ?
あの時…修旅の一日目の夜。
みゆが帰って来なかった時」
「で、みゆは私に隠してることない?」
「えっ!?」
それは修学旅行から帰ってきて三日目となる月曜日の出来事だった。
お昼休み。
ほのちゃんと一緒に教室でお弁当を食べていた。
私は予想外の質問にタコさんウインナーをフォークからポロっと落としてしまうという、古典的な行動をとった。
「隠してることって…?」
もしかして
ミルクのことばれちゃった!?
それは私と高梨くんの唯一の秘密……
「吉田となんかあったでしょ?」
「…!?」
「吉田がキスしたんでしょ?
あの時…修旅の一日目の夜。
みゆが帰って来なかった時」