片想い連鎖
「私、みゆが起きるのここで待ってるから」




私は吉田に背を向けた。



「ん。じゃあ、俺行くわ…」




「また明日ね」




「じゃあな」




吉田は去る足音が聞こえた。




私は目にいっぱい溜め込んでいた涙を流した。













でも私にはまだやり残したことがある。
< 228 / 247 >

この作品をシェア

pagetop