片想い連鎖
私はダッシュで教室に戻って来た。



吉田くんは…いない。



もう帰っちゃった?



私は席を眺めた。



今朝と同じままチョコが山積みになっている席…



まだいるのかな。



私は吉田くんの席に座った。



たくさんのチョコレート。



こんなに吉田くんのこと好きな人いるんだ…



私はチョコレートの山の中に顔を埋めた。



「…だれ?」
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