片想い連鎖
いつもの帰り道が重々しいものに感じられるのは気のせいだろうか。

私はなぜ吉田くんと二人で歩いて帰っているのだろうか。

沈黙がずっと続く…

そんな時

「大和じゃん!」

「あぁ〜、お前か」

そこにはメイク濃い目のいわゆるギャルが立っていた。

誰?もしかして彼女とか?

「お前かって冷たい〜

また今度遊んでよ〜

ケータイに連絡しても全然ででくれないし〜」

「あぁケータイ壊れててさー

また連絡するからさ。」

「絶対だよ〜!

じゃあまたね〜」

行ってしまった。

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