片想い連鎖
「今日はよかったな〜

憧れの高梨と一緒にボーリング出来て。

ボーリングもご丁寧に教えてもらって〜」

吉田くんは一歩一歩私に近づきながら詰め寄って来る。

私はその気迫に後ずさりしてしまっていた。

「べっ別にいいでしょ。

だってその前に吉田くんとペアになっても教えてくんなかったし。」

「一ついい事教えてやろうか。

俺が今日帰りにこっち来たのはなぜでしょう。」

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