Anemone~君を思い。涙する~


「なぁ。」


まただ..。

綺麗な目で私を見つめてくる

「手..繋いでもいい?」

「うん!」


罰ゲームって分かってるけど..

純粋に嬉しかった。

蓮くんの手は

暖かかった。


「家まで送るよ..。」

「え..でも.。」

「いーの☆

俺がもっと美穂と居たいだけだから!!」


美穂..。

蓮くんが美穂って呼んでくれた。

ほら..。

名前。呼ばれただけなのに

いつも沢山の人に呼ばれてるのに

ドキドキが止まらない。


蓮くんと沢山喋った。

お互いの友達の事とか色々。





< 32 / 58 >

この作品をシェア

pagetop