Anemone~君を思い。涙する~


そう思いながら私は

涙でぐちゃぐちゃのままで

眠りについた。



【恋】がこんなに苦しいなんて思ってなかった。

ねぇ。

お母さん...。

私、アネモネの事好きになれなさそう。

【恋の苦しみ】なんてもう嫌だよ。


どうして。

どうしてお母さんはアネモネが好きなの?


分かんないよ..。


静まり返った部屋に一人。

私の鳴き声は誰にも拾われなかった。



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