嫌い、大嫌い、、大好き。



「さーあーやー!!!」



うちは席の移動を終えた後、すぐさま
咲綾のとこにとんでいく。




「どーしよう。。。

隣が結城なんだけど…


なんで咲綾とは席が離れてあいつと隣の席になっちゃうのさー」



「…そんなに結城のこと嫌なの?」



咲綾は意外とでもいうような顔してる。




「なにゆってんのさーー!!!


うちは結城のこともともと嫌いだよ!」




「…あらら。

委員会一緒になって、ちょっとは
よくなったと思ったんだけどねぇ?


ほら、最近仲良かったし?」




「んな!!なにゆってんのさー!


そんなことあるわけないじゃん!!!」



もう、咲綾ってば、
変なこと言わないでよ…



ま、たしかに、前よりは話せるように
なったかもだけどさ。



うちが結城と仲いいなんて、
ありえない!!



「ふーん?


ま、がんばれー(棒」



咲綾、棒読みとかひどいよー…




次の席替えまで、たぶん1ヶ月とかだよね。



よし、、、




1ヶ月間、なるべく関わらないように、
しゃべらないようにして乗り切ろう!!



それがきっと、最善策だよね!!!













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