石林(シーリン)三国志
赤壁2
季節は冬。時折起こる南風が勝負だと
周瑜と孔明は一致した。
効果を挙げるべく二人は策を練った。
まず船酔い対策として舟を鎖で固定する。
スパイを使ってこのことを進言させた。
つぎに周瑜の部下の黄蓋を兵の面前で鞭打ちし
屈辱を与える。その情報が曹操に伝わるようにした。
黄蓋から曹操軍に投降の密使が行く。
後は時を待つばかり。
そしてついに北風が南風に変ったその日の夜、
暗闇の中を黄蓋は数隻の軍船を率いて
静かに曹操軍に投降してきた。
しかし中身は油まみれの枯れ草だ。
直前で一斉に火が放たれる。
そのまま曹操軍の船団にぶち当たる。
次から次へとぶち当たる。鎖につながれた
曹操の数千隻の軍船に風を得た猛火が燃え移る。
さらにあおられて陸地の陣地まで燃え移る。
大混乱の中で主力の5万が攻め寄せる。
ついに30万の大軍団は一夜にして壊滅した。
曹操は命からがら江陵に逃げ延びる。
何度も周瑜劉備連合軍は江陵を攻めるが、
流れ矢に当たって周瑜は負傷、瀕死の床
に着き36歳の若さで死んでしまった。
周瑜の兜の中央には今も大きな
ブルーサファイアが埋め込まれている」
瞳「この石じゃないよね?」
竜「この石じゃないよ」
愛「女の人はその場所にはいなかったの?」
老「絶世の美人の妻がその場に倒れ臥した」
一「当時の鎧兜剣には宝石が埋め込まれていた」
老「武人達は皆そのパワーを信じておったのじゃ」
周瑜と孔明は一致した。
効果を挙げるべく二人は策を練った。
まず船酔い対策として舟を鎖で固定する。
スパイを使ってこのことを進言させた。
つぎに周瑜の部下の黄蓋を兵の面前で鞭打ちし
屈辱を与える。その情報が曹操に伝わるようにした。
黄蓋から曹操軍に投降の密使が行く。
後は時を待つばかり。
そしてついに北風が南風に変ったその日の夜、
暗闇の中を黄蓋は数隻の軍船を率いて
静かに曹操軍に投降してきた。
しかし中身は油まみれの枯れ草だ。
直前で一斉に火が放たれる。
そのまま曹操軍の船団にぶち当たる。
次から次へとぶち当たる。鎖につながれた
曹操の数千隻の軍船に風を得た猛火が燃え移る。
さらにあおられて陸地の陣地まで燃え移る。
大混乱の中で主力の5万が攻め寄せる。
ついに30万の大軍団は一夜にして壊滅した。
曹操は命からがら江陵に逃げ延びる。
何度も周瑜劉備連合軍は江陵を攻めるが、
流れ矢に当たって周瑜は負傷、瀕死の床
に着き36歳の若さで死んでしまった。
周瑜の兜の中央には今も大きな
ブルーサファイアが埋め込まれている」
瞳「この石じゃないよね?」
竜「この石じゃないよ」
愛「女の人はその場所にはいなかったの?」
老「絶世の美人の妻がその場に倒れ臥した」
一「当時の鎧兜剣には宝石が埋め込まれていた」
老「武人達は皆そのパワーを信じておったのじゃ」