LIVE TRUE TO ONESELF




「あの先輩、俺嫌い。」


「えー、いい人だと思うよ?」


「そうか?
まあ、汐梨がいいんなら、それでいいよ。」


「あっ、ねぇ、陸はー?」


「んー、わかんない。
陸に何か用事があった?」


「うん。
でも、まあ、いいや。」


「そっか。
じゃあ、行こっか。」


悠はあたしの手を取って、一緒に歩き出す。



< 278 / 300 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop