LIVE TRUE TO ONESELF




なにも言わずに、背中をさすってくれていた一条くん。

落ち着いたあたしは、決意する。


「ねぇ…。」


「ん?」


「聞いて…くれるかな?」


「うん。」


そういって、ふわりと微笑んだ一条くん。
稀にしか見られない笑顔が綺麗すぎて、ドキッとする。

あたしは、少しうつむいて、話始めた。



< 84 / 300 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop