森田当麻の奇妙事件簿2

「……でもほんとに留衣先輩。自殺しちゃうなんて……」

飛鳥が涙ながらにぽつりと呟いた。

その背中を真凛が優しく撫でる。

「刑事さん」

そのとき、教室に一人の大柄な男が入ってきた。

皆藤と負けず劣らずの体格の良さ。

「……日村校長」

太田が姿勢を正す。

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