森田当麻の奇妙事件簿2

「外を見てください!近所の方々が詰め寄せてる……。こっちにしたら、迷惑なんですよ!!保護者がいつ詰めかけてくるか分からないし……。」

「こっちも捜査なんだ。部外者は……」

「分かりました。彼女たちに事情は明日聞きます」

抗議する皆藤を押し退けて当麻が言った。

「真凛さん。また明日、来るよ」

「は、はい……」

当麻は「行くぞ」と優衣をみてから教室を出ていく。
< 102 / 250 >

この作品をシェア

pagetop