森田当麻の奇妙事件簿2

日向の言葉にふんっと鼻を鳴らす当麻。

さすが、兄妹だ。

「それで?どうだったの?幽霊探しは。」

「あ……私、見ちゃったんですけど大丈夫ですかね?」

先ほどの光景を思いだし、背筋がゾクッとする。

「平気だ。お前は友明をいじめてないし、何の関係もないだろ。呪われたりしない」

当麻に言われ、ホッと胸を撫で下ろす。
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