森田当麻の奇妙事件簿2

「体育館へ向かった、というわけか。」

当麻の言葉に陸がうなずく。

「飛鳥さんは?」

飛鳥が「私は……」とメモ帳に書き込み始める。

「順番に教室を見ていったわ。技術室に美術室、1年生の教室も全部……。」

「体育館の異変……こいつの悲鳴が聞こえたときどうしてた?」

当麻が優衣を指差した。
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