森田当麻の奇妙事件簿2
「俺が、いつ、お前に面倒みてもらった?」
「いつもですよ!前回の事件だって、いきなりアイス食べたい!とか言い出すし……!本当、困りました!」
「仕方ないだろ?あれは、自然現象。お前が喉が渇いたときに『水が飲みたい』と思うのと同じだ。」
どういう屁理屈だ。
「我慢というものがあるでしょ!」
「我慢なんてできない性分でな」
「二人とも。ここがどこか分かってるか?」
呆れたように突っ込む太田にハッとする優衣。