森田当麻の奇妙事件簿2

気づけば、職員室にいる全員が優衣たちを睨んでいた。

「す、すみません……」

「お前たちが十分仲の良いのは分かった。……で?当麻?お前、何探してるんだ?」

太田の言葉に当麻が手を止めた。

そして、優衣の方を向く。

「ど、どうでした?」

「……ビンゴ。これで決まったな」

勝ち誇ったような笑みを浮かべる当麻。

優衣も「やった!!」と自然に笑顔になる。


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