森田当麻の奇妙事件簿2
だが、麻都佳は恐れた様子もなく、立ち上がり男刑事3人を睨み付ける。
「お前、まだ鑑識辞めてなかったのかよ」
「どんだけ署長にすがってんだー?いいよな。お気に入りは。何やっても許されるしよ」
「仕事もできねえくせにでしゃばってんじゃねえよ。狼ちゃん?」
「なっ……」
言い過ぎだと思い、反論しようとした富山よりも速く、麻都佳が言い返した。
「うるせーよ。好きに言ってな。お前らにどう思われようとこっちは関係ないんで」