森田当麻の奇妙事件簿2

「お前さ、でしゃばってんじゃねえよ。俺らが本気で生徒会長にお前を選んだとでも思ってんの?」

「ふざけてんじゃねぇよ!!」

一人の生徒、そう。

俺を、数人の奴らが殴ったり蹴ったりしている。

あの頃の俺は、周りとの接触を避けてきた。

いや、違う。

避けなければ、あそこでやっていけなかった。




< 201 / 250 >

この作品をシェア

pagetop