森田当麻の奇妙事件簿2

目を開けると、眩しいくらいの朝日が飛び込んできた。

「……朝か?」

コトン、と目の前にコーヒーカップを置かれる。

「おはようございます!社長!!」

ニッコリ笑顔で優衣が当麻に挨拶する。

当麻は体を起こすと、時計をみた。

「……9時か。」

時刻は朝の9時。

探偵社には、たくさんの社員がすでに出勤している。


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