森田当麻の奇妙事件簿2

びっしょりと汗で背中にくっつくシャツ。

当麻が額を押さえると、心配そうに優衣がのぞきこむ。

「大丈夫……ですか?なんかまたうなされてましたけど……。……また予知夢を?」

「ああ……。また人が死ん……」

言いかけて当麻は椅子から立ち上がった。

そして優衣の肩を揺さぶる。

「おいっ!!皆藤刑事たちを今すぐ呼べ!!」

「えっ……?」

訳が分からない優衣。



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