森田当麻の奇妙事件簿2
当麻の食べているチョコバナナクレープを指差しながら反論する。
尾行の途中、当麻が消えたと思ったら、ちまたで有名のクレープ屋でクレープを買っていたのだ。
本当、信じられない!
「尾行の途中に何かを食べてはいけないなんて法律ないだろ。大体、尾行は軽く犯罪だ」
「……それ絶対探偵の言う台詞じゃないですよね。」
本当にこんな人が『現代の明智小五郎』なんて言われてるんだから、おかしな世の中だ。
「もういい。日向さんに連絡しますから」
「おい。日向には絶対言うな。」