運命のヒト
「お前らって仲良いよな」
帰り道で大島が言いだした
大島 健、こいつも美樹と同じサッカー部の友達
と言ってもほとんどはこの3人で行動することが多い
今日もこの3人で帰ってる
「はぁ?何が?」
だいたい想像つくがとぼけた
「カズと上野のに決まってんだろ」
と美樹が無理やり肩をくんで言った
「幼なじみってだけじゃねぇな、あれは」
「だなッ」
「もしかして付き合ってたりしてる~」
「まさかキスまで……」
「てめぇ~それより上だったら殺す~」
大島と美樹の妙な盛り上がりを軽く流して
「そんなんじゃねぇよ、誰があんな危険なヤツと」
そんなことを言ったが実は僕は綾とキスをした事がある
あの時はノリでしてしまったが今はお互い後悔してると思う
あれから特に何も変わらないが綾が家に来たり、無意味に会ったりはしなくなった
幼なじみから恋人になる勇気が僕には無かった
帰り道で大島が言いだした
大島 健、こいつも美樹と同じサッカー部の友達
と言ってもほとんどはこの3人で行動することが多い
今日もこの3人で帰ってる
「はぁ?何が?」
だいたい想像つくがとぼけた
「カズと上野のに決まってんだろ」
と美樹が無理やり肩をくんで言った
「幼なじみってだけじゃねぇな、あれは」
「だなッ」
「もしかして付き合ってたりしてる~」
「まさかキスまで……」
「てめぇ~それより上だったら殺す~」
大島と美樹の妙な盛り上がりを軽く流して
「そんなんじゃねぇよ、誰があんな危険なヤツと」
そんなことを言ったが実は僕は綾とキスをした事がある
あの時はノリでしてしまったが今はお互い後悔してると思う
あれから特に何も変わらないが綾が家に来たり、無意味に会ったりはしなくなった
幼なじみから恋人になる勇気が僕には無かった