運命のヒト
美樹と大島はしつこく僕と綾の話をしていたが飽きて美樹が違う話を始めた
「そぉいやカズの姉ちゃん昨日みたょ」
「え?アネキ?」
「うん、塾の帰りに立海橋ん所で…」
「カズの姉ちゃん?見てぇ~!どぉ、可愛いかった」
アネキに会った事のない大島が騒ぎだしたが美樹は話を続けた
「なんかあったの?」
「はぁ?何で?」
「いや、だってあんな時間に……」
それは彼氏といたからだ
しかし、それなら何で彼氏といないんだ?
そぅ思った瞬間、美樹は言いにくそうに言ってくれた
「しかも泣いてた……」
「えっ?」
まさかとは思ったが前にも同じような事が起きたことがあった
その時はアネキが1週間も行方が分からなくなった
思い出したら急に不安になった
「行けよ、心配なんだろ?」
美樹が気を使って言った
「俺らこれから寄るとこあるし先に行けって」
そう言って大島が美樹を引っ張って歩き出した
こいつはこういうのだけは気が利く奴らだ
「サンキュ!」
そう言って僕は走りだした
「そぉいやカズの姉ちゃん昨日みたょ」
「え?アネキ?」
「うん、塾の帰りに立海橋ん所で…」
「カズの姉ちゃん?見てぇ~!どぉ、可愛いかった」
アネキに会った事のない大島が騒ぎだしたが美樹は話を続けた
「なんかあったの?」
「はぁ?何で?」
「いや、だってあんな時間に……」
それは彼氏といたからだ
しかし、それなら何で彼氏といないんだ?
そぅ思った瞬間、美樹は言いにくそうに言ってくれた
「しかも泣いてた……」
「えっ?」
まさかとは思ったが前にも同じような事が起きたことがあった
その時はアネキが1週間も行方が分からなくなった
思い出したら急に不安になった
「行けよ、心配なんだろ?」
美樹が気を使って言った
「俺らこれから寄るとこあるし先に行けって」
そう言って大島が美樹を引っ張って歩き出した
こいつはこういうのだけは気が利く奴らだ
「サンキュ!」
そう言って僕は走りだした