僕らの校庭
哲太「は…?」

星井「あんた、誰…?」



視線の先には、色黒でショートヘアの少女がいた



淳「おー、どこ中の人?」

朝日「え…?(⌒-⌒; )」

??「ん?…あぁ、自己紹介がまだやったな!うちの名前は佐久間明菜!!大阪からここに越して来たんや」



4人「「「「」」」」

佐久間「…なんやみんな、ポカンとして…うちの顔になんか付いとるんか?」

??「こら明菜!一人で勝手にうろちょろしたぁあかん言うとるやろ!?」

佐久間「いった!!何すんねん!このどアホ!!」

??「アホはどっちや!!……あっ、この学校の方ですか?はじめまして…明菜の兄です。先ほどはうちの明菜が驚かせてしまってほんま申し訳ないですわ…」


佐久間という奴の兄は、ぺこりと頭を下げる。



佐久間兄「校長先生に挨拶終わったからはよ帰るで!!」

佐久間「えーもう!?早いやろ…うちもうちょっと見たいわ、小梅中…やったっけここ」

佐久間兄「あーかーん!!お前いい加減わがまますぎんねん!ちょっとは直せ!」

佐久間「黙れ!!」

佐久間兄「どうもすいませんでした…」



その人はもう一度頭を下げ、明菜と名乗る少女とともに去っていった。



淳「……なんか漫才みたいだったな…」















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