僕らの校庭
星井「転校生よね…『越してきた』って言ってたし」

朝日「面白そうな人だね…っ」



やっとクーラーが効いてきたのに、俺は変な汗をかいていた



哲太「……あいつ、どっかで見たことあるような気がするんだよな…」

星井「嘘!?∑(゚Д゚)だれだれ?」


哲太「何だったか…確か…あれ?」



忘れた…そう言いかけたその時







ガラアァァァァァアアッッ





4人「「「「!!?」」」」


あれ?この展開、さっきのデジャヴ?


??「おお!お前ら久しぶりだな!元気にしてたか?」

4人「「「「(°_°)」」」」

??「ん?どうしたんだ四人とも!…朝日白目向いてんじゃねーか」



一年生の学年主任、石本五郎先生は、何事も無かったかのように扉を開けたときの振動で倒れた本棚を元に戻す。



星井「もう!驚かさないでくださいよっ」

石本「悪い悪い。ところでお前ら何してるんだ?」

淳「涼みに来ただけっすよー」

石本「あーあ、お前らのせいでまた学校の電気代が…」

淳「この学校制服作る金もないもんなー!まあ、私服の方が楽でいいけど」

哲太「先生こそ何しに来たんですか」

石本「あぁ、俺はちょっと調べものをしにきた」

星井「調べもの?」

石本「……そうか、この学校の生徒はまだ知らねぇんだったか」



そう言うと石本先生は、ゆっくりと話しはじめた





< 15 / 18 >

この作品をシェア

pagetop