青空の下で
「大丈夫大丈夫!知ってのとおり流とあたしは単なるケンカ友達だし。
   ね?」



「うん・・・ありがと・・・。」



あきらかに落ち込んでる由香。

きっと反省してるんだね・・・。




「全然っ!さぁ、1時間目の用意しよう?」



「・・・うんっ!1時間目なんだっけー?」




元気なあたしをみて、安心したみたい。


もう・・・可愛いやつ。





あたしが我慢することで、由香の笑顔が見れるなら・・・



いくらだって、我慢するよ。




由香が幸せなら、あたしも幸せなんだ。






それに龍だって、あたしから好かれてもたぶん迷惑なだけ。


ただの友達だと思っていた人が、実は自分に行為を寄せていた_なんて、びっくりするだろうし、いやだろうし。



メリットよりデメリットのほうが多いもん、このままじゃ。
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