青空の下で

「1時間目は・・・係会か。んじゃ会場別だねぇ・・・。」

「そうだね、じゃあまた後で！



「うん。ばいばい！」




諦められる気がしてきたのに・・・係会か。

いろいろ話し合うこともあるから、嫌でも龍と会話しなくちゃいけなくなる。



憂鬱・・・。




気持ちが逆戻りしそうで、怖い。





けど、きっと大丈夫だよね。






脳内会議を開きながら、係会会場である隣のクラスへ向かった。


























「おう、おせーよ。」



けど、もうそこには龍の姿があった。


他に人はいない。




＿つまり、2人きり。




「・・・なんでいんの？速くない？」