青空の下で
「はは・・・おかしいでしょ・・・。

何も友達やめる必要ないでしょーに・・・。」




つながりが、なくなって。 気づいてから3日で失恋して。


あぁもう・・・自分が不器用すぎて嫌になる。






ふと、授業の始まりを知らせるチャイムが聞こえた。

あたしは初めて、授業をサボることにした。



行く気はあるよ?

あるけど・・・こんな顔で、みんなに会う勇気はない。



こうやってずっと、屋上で落ち込んでいてもなにかが変わるわけじゃないのは・・・自分が一番よくわかってる。




それでも今は・・・現実から逃げてしまいたい気持ちで、頭がいっぱいなんだ。









(このまま誰かが、連れさらってくれればいいのに・・・。)



そんなことを思いながら、まぶたを閉じる。







すぐに浮かんできたのは__龍の顔。


愛しい愛しい、君の顔。
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