青空の下で
こんな由香に、適うわけない。
友達やめて、正解だったのかな・・・?
あれからずっと落ちこんでて、いまさらすぎるけど、開き直れそうだった。
そうだよ、なんでもっと早く気づかなかったんだろう。
簡単じゃんか、
諦める、なんて。
すぐ、今すぐできる。
友達やめてからも、ずっと好きでいたけれど・・・。
今なら、きっと諦められるから。
「由香、ごめん・・・用事思い出した。」
「え、あ、うん!いってらっしゃい。」
・・・あそこで、終わらせないといけないから。
小さな校庭で輝く君への想いは、
君を想って泣いた、あの場所で、
なくさないと、いけないから。